ワイヤーソー切断工事とは、直径10mmほどのロープのようなワイヤーにダイヤモンドチップが埋め込まれており、コンクリート構造物にワイヤーを巻きつけ、つないで輪を作ります。

輪にしたワイヤーを回転させながら対象物を切断する工法です。

比較的静かに大きなコンクリートを切断できるため、振動や騒音の配慮が必要な現場で多く活用されています。

• 立体駐車場基礎の解体
• 建物地中基礎や地中梁の静的解体
• ダムの解体工事
• 金庫室の静かな解体
• コンクリート土間の解体
• 大型機械基礎の解体　など

静音性を活かし、人口密集地や通常利用を継続しながら進める工事などに適しています。

１．強力な切断力

切断物の形や大きさに左右されず、厚大断面の切断が可能です。

加えて石材・鉄筋コンクリートなど広い範囲に適用できます。

水を使用しない乾式工法のため、湿式ワイヤーソーで発生するような排水汚泥による環境問題の心配が少なく安心です。

３．振動・騒音など公害リスクが少ない

高い静音性で振動・粉塵もなく、公害発生のリスクが低い状態で作業可能になりました。