ウォールソー切断工事

概要説明

写真:工事の様子

ウォールソーとは、直訳するとウォール(壁)ソー(のこぎり)という意味です。

モーターを走らせるレールを施工面にセットし、モーターに円盤状(レコードのような丸い形をした)ブレードを取り付け、壁や床・階段・柱などを切断します。

ウォールソーの切断面はムラがなくキレイなのが特徴です。

また、アンカーを使用しコンクリート構造物に固定することで反力を確保するために、小型軽量化が進んでいます。


主な用途

写真:工事の様子

  • コンクリート擁壁の切断
  • トンネル上部の切断
  • 階段設置のための床開口
  • 新設扉設置のための壁開口
  • 土間解体をやりやすくするための刃入れ
  • 金庫室の解体時


建築分野にて改修・耐震工事からトンネル・橋梁の切断など、幅広く使用されています。


特徴・メリット

写真:工事イメージ

1.切断面がキレイ

ダイヤモンドブレードをレールに設置して切断するため、直線的かつ滑らかな切断面を実現しています。


2.小型軽量化

前述した通り、小型軽量化が進んでいることから、道路カッターが入れない狭い空間でも作業が可能です。


3.環境問題のリスクが少ない

冷却水が不要なので、排水汚泥による環境問題リスクが少なく、安心です。